【南神奈川】万波、鮮烈デビューから苦難の日々 報われるときが来た

[ 2018年7月24日 05:30 ]

第100回全国高校野球選手権記念南神奈川大会準々決勝   横浜12―0立花学園 ( 2018年7月23日    横浜 )

横浜・万波(撮影・木村 揚輔)
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 四苦八苦の日々がついに報われた。万波は1年生の時こそ鮮烈なデビューを飾ったものの、3年生になってからは打撃フォームの試行錯誤が続き、なかなか結果が出なかった。春はスタメン落ちも経験。メンバーが入ることができる野球部寮も出ることになり、都内の自宅から通学に切り替わった。通学に時間がかかるため、朝5時に起床。それでも「自然に起きる。苦にはならない」と前向きだ。

 グラウンドに一番乗りし、ライン引きや水まきをしながら自分を見つめ直した。今夏大会直前、メンバーに復帰したが平田徹監督は「寮に帰ってリズムが壊れるよりは」と自宅通学の継続を認める。持ち前の身体能力に心も備わってきている。(アマ野球担当キャップ・松井いつき)

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