【佐賀】有田工 5年ぶりベスト4入り!エース・笠原が投打に活躍

[ 2018年7月20日 18:27 ]

第100回全国高校野球選手権記念 佐賀大会準々決勝   有田工4―2唐津工 ( 2018年7月20日    みどりの森県営球場 )

完投した有田工のエース・笠原
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 有田工のエース・笠原浩哉(3年)が完投、打っても4打数3安打と活躍した有田工が4―2で唐津工に勝ち、楽天・古川侑利投手を擁して夏初出場を果たした2013年以来のベスト4進出を果たした。

 9回は3者三振と最後まで気合いの入った投球をみせた笠原は「4年ぶりに初戦を突破できて、ここまで来られた。自分らの代で壁を破れたのがうれしい」と笑顔がこぼれた。八番打者ながら先制二塁適時打を含む4打数3安打と打撃も絶好調で「振ったらいいところに落ちてくれた」と謙遜するも「自分で先制点を取れて気分よく投げられた」と喜んだ。「あと2つ。チーム一丸となって目の前の試合を勝っていきたい」。次戦への意気込みを口にした。

 梅崎信司監督は「笠原が気合いの入ったいい投球をしてくれた。よく頑張ってくれた」とエースを称賛。「ここからはどこと当たっても相手が格上。ロースコアの勝負で粘って最後にチャンスがくれば」と次戦からの戦いを展望していた。

 ▼唐津工・副島浩史副部長(2007年佐賀北の全国Vメンバー。決勝戦で逆転満塁弾を放つ。今年4月に赴任)ベスト8まで来られて、3年生にはお疲れ様、よく頑張ったと言ってあげたい。この夏の経験をこの先の人生でも生かしてしっかり頑張ってほしい。2年生は3年生を見て、この負けを来年に生かして。来年の今頃、しっかり結果を残して笑うために、指導していきたい。

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2018年7月20日のニュース