【西千葉】中央学院の二刀流・大谷「3番・右翼」で復帰、1安打に手応え

[ 2018年7月20日 05:30 ]

第100回全国高校野球選手権記念西千葉大会4回戦   中央学院10―4八千代東 ( 2018年7月19日    千葉県 )

 センバツ出場の西千葉・中央学院に主役が帰ってきた。大谷が「3番・右翼」でフル出場。5月下旬の練習試合で投球中に頭部に打球を受けて以降、1カ月練習を離れ、今大会も過去2試合を欠場していた。

 「夏は厳しいと診断されていた。前日に(医師に)OKだと言われ、安心した」。喜びを胸に舞台へ立った。

 初回は詰まった当たりの三ゴロ(失策)。2回は外角球を見極めきれず見逃し三振し、4、6回も空振り三振を続けた。8回、最終5打席目。やっと捉えて投手のグラブをはじく内野安打を放ち「あの1本の感覚を忘れないようにしたい」と先への手応えを得た。

 名字が同じエンゼルス・大谷同様、投打ともに力を備える。点差が縮まり、肩をつくる光景もあった。バットに続いて最速145キロの刀も抜くか、22日の準々決勝に注目だ。

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2018年7月20日のニュース