大谷、大好きな犬に癒されたリハビリ期間 チームメイトの励ましも

[ 2018年7月20日 11:00 ]

水原通訳 I REPORT

ドン・ニューカム氏(中央)からの激励を大谷(右)に説明する水原通訳
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 翔平が右肘のケガで故障者リスト(DL)入りした直後に「フェイスタイム(ビデオ通話)」でトラウトから電話がありました。遠征先から「大丈夫か、頑張って早く復帰してくれ」と言葉をかけてもらいました。翔平と一緒にいて通訳しましたが、本人も励まされたと思います。

 シモンズもDLに入っていましたが、何度も翔平をご飯に誘ってくれました。3回くらいは食事に行きました。エンゼルスの試合を見ながら食事をして、いろいろな話をしました。チームメートはみんな心配してくれていましたね。日本ハム関係の方々からも連絡が来ました。レアードや、昨季の途中までチームメートだったメンディー(メンドーサ)からは「大谷は大丈夫?」と。翔平とメンディーは特に仲が良かったですからね。

 リハビリ中の翔平はチームメートがクラブハウスに連れてくる飼い犬にかなり癒やされていました。シモンズはハスキー犬、シューメーカーも犬を連れてきていました。みんなけっこう犬を飼っている割合が高いです。翔平は犬が大好きです。

 ケガをしても僕自身はあまり意識せずに普段通りに接するようにしていました。変に気を使っても仕方がない。ケガの話はしても意味がない。翔平は多少は落ち込んでいたと思いますけど割と早く切り替えてリハビリしていたと思います。

 3日にシアトルで復帰した時、みんなが「おまえがいないとダメだよ」と言ってくれました。マイク・ソーシア監督からは「トレーナーたちの言うことを聞いていれば大丈夫だ」という話がありました。8日には代打本塁打を打って「やっぱりさすがだな」というチームの雰囲気でしたね。後半戦はケガせずにやってくれれば。それが一番じゃないかなと思います。 (エンゼルス通訳)

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