DeNA桑原、サイクル安打達成「野球人生の中で一番うれしかったかもしれない」

[ 2018年7月20日 21:57 ]

セ・リーグ   DeNA10―3阪神 ( 2018年7月20日    横浜 )

<D・神12>サイクル安打を達成した桑原(撮影・島崎忠彦)
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 DeNAの桑原将志外野手(24)が20日に横浜スタジアムで行われた阪神戦でサイクル安打を達成した。今年7月9日にヤクルトの山田哲人が記録して以来で、プロ野球史上72度目(67人目)。セ・リーグでは37度目。球団では横浜ベイスターズ時代の02年にボイ・ロドリゲスがマークして以来の快挙となった。

 桑原はサイクル安打達成について「僕自身、サイクル安打を達成できると思っていなかったので、素直にうれしいです。野球人生の中で一番うれしかったかもしれないですね」と笑顔でコメントした。昨年7月に月間MVPを獲得した夏男だけに、ことしも熱い夏で調子を上げている。

 第1打席の通算7本目となる先頭打者本塁打については「毎試合1番を打つ時は、本塁打を心がけているので良かったと思います」と話した。

 第2打席は2回1死二塁から左前適時打を放ち、直後に盗塁も決めて走攻でチームに貢献。「走攻で貢献することが、僕の役割だと思っているので、それを果たせて良かったです」と振り返った。

 第3打席は4回1死無塁でライトフェンス直撃となる三塁打になった打席を振り返り、「2塁を蹴った瞬間に、あと二塁打でサイクル安打達成だと思いました」と話した。ベンチに戻ってからサイクル安打に王手が掛かったことについてチームメイトから言われていたことも明かした上で「みんなの期待に応えられて良かったです」と話した。

 第4打席の四球を挟み、第5打席は初球を左中間への二塁打については「特に意識していなかったです」と話しつつも「僕らしくバッドを振っていこうと思っていました」と話した。

 桑原は11試合連続安打で、この日は5打席全て出塁。「出塁することがチームのために出来ることだと思っています。だからこれからもたくさん出塁して、チームのために貢献していきたいと思います」と力強く語った。

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