阪神ナバーロ、ロサリオとの“共闘効果”語る「非常に楽しくていい」

[ 2018年7月20日 09:20 ]

阪神・ナバーロ
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 途中加入した阪神・ナバーロが、17日に再昇格を果たしたロサリオとの“共闘効果”を口にした。

 「お互いに打席のこととかで話ができるので、一緒にプレーできて楽しいし、ファームでも一緒にやってきた。こうやってお互いのことで話し合える仲間がいるのは非常に楽しくていい」

 18日の巨人戦ではそろって先発起用され、安打そろい踏みを果たした。チームは後半戦は3連敗スタートするなど4連敗中。首位・広島には9ゲーム差を付けられており、これ以上の後退は許されない。それだけに、ナバーロのさらなる活躍が不可欠となる。

 出場9試合で27打数10安打、打率・370、5打点。16日からの巨人3連戦では、すべて複数安打を放つなど、さらに状態を上げてきている。得点圏打率も・375で、得点力不足に苦しむチームにとっては頼もしく、出塁率も・438を誇り、チャンスメークに好機拡大もできる万能ぶりだ。

 助っ人の先輩にあたるロサリオが本来の力を発揮するまで、何とかしなければ――という気持ちは大きい。「長いシーズンなので調子が悪い時もある。それでも、チームの勝利に貢献するために来ているので」と自身の仕事を明確に理解している。

 来日初練習時には慣れない外野の守備練習でノックを受け“おかわり”も要求するなど優良助っ人ぶりを見せた。日本語も必死に勉強中で、チームメートを「乾杯」と呼んでいると「先輩だろ!」とツッコミを入れられながら学習するなどチームに溶け込んでいる。

 横浜スタジアムは初登場となるが「新たなシリーズなんで気持ちを切り替えて一日一日を戦っていきたいと思います」と静かに闘志を燃やした。猛虎の背番号99がヒットパレードを続ければ、必ず巻き返す時がやってくるはずだ。(長谷川 凡記)

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2018年7月20日のニュース