広島新加入ヘルウェグ 160キロデビューだ 不安救援陣の救世主はこの男

[ 2018年7月4日 05:30 ]

マツダスタジアムでユニホーム姿を披露するヘルウェグ(撮影・北條 貴史)
Photo By スポニチ

 広島の新助っ人のジョニー・ヘルウェグ投手(29=パイレーツ傘下3A)は3日、マツダスタジアムで入団会見を行った。今季は、自己最速となる100マイル(約161キロ)を計測するなど状態は最高潮で、昨季、広島に在籍したブレイシアから、“カープ道”を注入済みであることを明かした。16日からのウエスタン・リーグ、中日3連戦中にも初実戦が予定されており、早ければ7月中の1軍デビューもありそうだ。

 身長2メートルとあって、会見場に現れただけで風格は十分だった。異国で腕を振る覚悟を決めたヘルウェグ。前日の夜に広島に到着したばかりのハードな日程にも、待望の来日に笑顔がこぼれた。

 「ここ2、3年日本に来たいと思っていたので、オファーはうれしかった。日本の野球は、大リーグに近いレベルと聞いていた。そういうところで野球をやりたいと思っていた」

 念願の日本行きを手にして、状態は最高潮だ。今季は3Aで24試合に救援登板して1勝1敗11セーブ、防御率1・33と好成績を収めただけではない。「自己最速の100マイル(約161キロ)が出たよ」と今季、ついに大台に到達したというのだ。「パワーピッチャー」と自己評価する右腕。スリークォーターのフォームから投じる直球と高速シンカーを軸に、スライダー、カーブ、チェンジアップと持ち球も多彩だ。

 予習も万全に済ませた。米国でプロ野球経験者を徹底リサーチ。特に、昨季広島に在籍したブレイシアとは熱心に話し込み、“カープ道”を注入してから来日した。

 「広島でプレーした選手だし、このチームのこと、日本のことを彼からよく聞いた。全国どこに言ってもカープのユニフォームを来たファンがいる。去年リーグ優勝したことも、今年も首位にいることも知っている。攻撃面、守備面で成長している素晴らしいチームの一員になれたことをうれしく思う」

 現在は今村、中田が2軍調整中で中継ぎ陣の不安は消えず、首脳陣からは勝利の方程式に割って入る期待を寄せられている。初実戦は、球宴明けの16日からのウエスタン・リーグ、中日3連戦を予定。7月中の1軍デビューも見据える。

 「これまでは試合の終盤を担ってきたし、そこを任せてもらえれば光栄。個人の成績が良ければ、必ずそれがチームに反映すると思う」

 チームは、首位を快走しながら161キロ腕を補強して一切の油断はない。この一手が成功となれば、3連覇へより盤石となる。(河合 洋介)

 ◆ジョニー・ヘルウェグ 1988年10月29日生まれ、米ミシガン州出身の29歳。08年のドラフト16巡目(全体499番目)でエンゼルス入り。トレードでブルワーズ移籍後の13年にメジャーデビュー。メジャーでの登板は同年の8試合のみで1勝4敗の防御率6・75。以降パドレスなどを経て17年8月からパイレーツ所属。2メートル、106キロ。右投げ右打ち。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2018年7月4日のニュース