おかわり 今季初V弾 首位攻防第1R、ハム突き放す2差

[ 2018年7月4日 05:30 ]

パ・リーグ   西武5―2日本ハム ( 2018年7月3日    札幌D )

<日・西>2回2死一塁、先制2ランを放つ中村(撮影・高橋茂夫)
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 西武は3日、日本ハムとの首位攻防初戦を5―2で快勝した。開幕から不振を極めてきた中村剛也内野手(34)が2回に今季初の決勝弾となる右越え4号先制2ランを放つなど、序盤から主導権を握り、投げては先発の十亀剣投手(30)が8回途中無失点で5勝目を挙げた。投打がかみ合い、ゲーム差を2に広げた。

 中村らしい、滞空時間の長い一発だった。中村が2回、右翼ポール際へ先制の4号2ラン。勝負どころをわきまえたベテランの逆方向の一発は、2位・日本ハムの出はなをくじくには十分。今季初の決勝弾となった。

 「打ったら、たまたまあそこに飛んでいった。相手もいいピッチャーなので打ててよかった」

 1ゲーム差で敵地に乗り込み、2位・日本ハムとの首位攻防戦。前回5月16日の対戦で完封勝利を許した上沢攻略の中心は中村だった。5試合ぶりの一発に続き、3―0の4回には2死走者なしから左中間二塁打。4連打と打線がつながって2点を追加し、完全に主導権を握った。

 「こんな数字だし、いろいろやってみないといけない」。試合前まで打率・131。この日、手にしていたバットは楽天・今江が昨年使用していたモデルだった。交流戦終盤から練習、試合でさまざまな選手のバットを手にした。6月27日のオリックス戦は、炭谷のバットで今季初の2発。練習では巨人・坂本勇や、オリックス・中島から譲られたバットも試した。「道具どうこうじゃない」と話すが、試行錯誤を重ね、自身のスイングを取り戻すことに集中している。

 連敗すれば開幕以来守ってきた首位から陥落もあった2試合で初戦を制した。日本ハム戦連敗を5で止め、辻監督は「そういう意味でも大きい」と話した。「頑張らないといけない。(打率)1割バッターなので」と話す中村が復調すれば、獅子舞打線は夏に向けてさらに厚みが増す。 (春川 英樹)

 《札幌Dでは無傷4連勝》中村(西)が2回に決勝となる先制4号2ラン。今季中村の殊勲本塁打は6月27日オリックス戦での同点2ランに次いで2本目だが、V弾は初めて。これで今季の西武は先制した試合に28勝7敗(勝率.800)。両リーグを通じ勝率が最も高い。日本ハム戦は5勝6敗と負け越しているものの札幌ドームでは無傷の4連勝。日本ハムが同球場にフランチャイズを移した04年以降では06年に5連勝して以来12年ぶり2度目だ。

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