阪神 甲子園6連敗 メッセ“別人”自己ワースト10失点

[ 2018年7月4日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神5―10中日 ( 2018年7月3日    甲子園 )

<神・中>6回途中で降板するメッセンジャー (撮影・奥 調)
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 こんな阪神・メッセンジャーはめったに見られない。いや、見たくない。抜群の安定感を誇る普段の雄姿から一転、初回だけで4失点。2―5の6回にも5点を失い、来日9年目で自己ワーストとなる12被安打10失点の大炎上で5敗目を喫した。

 「そんな時もある、としか言えないね。誰もいないところに球が飛んだり、当たりが弱くて野手の前に落ちたり。自分自身の状態は良かったぐらいだけど、ついてなかったよ」

 ネガティブなことは言わない助っ人だけにサバサバと振り返った。立ち上がりは簡単に2死を取りながら内野安打や死球絡みで満塁として高橋、福田に連続2点打を浴びた。初回に4失点したのは16年4月22日の広島戦以来、2年ぶりだった。

 6回も1死一塁から松井雅の捕犠打が絶妙なところに転がって内野安打となり、初回と同じ2死満塁から京田、平田に連続適時打を許してマウンドを譲った。「自分としてはイライラするゲームだったけど、いいところに投げられていたから、バットの芯を外して内野安打になったりしたんだと思う。早く切り替えることが大事」。降板後はベンチの最前列で試合を見守り、9回の反撃では声を張り上げて応援した。

 最下位の中日に対してエース格で敗れたのは猛虎にとって誤算だ。甲子園球場での6連敗は16年6月から7月にかけての7連敗以来。投手有利のはずの本拠地での3試合連続2桁失点は球団史上初の屈辱で、金本監督は「向こうがうまく集中打を固めたという見方もあるけど、いつものメッセと違ったのかな。2ストライクに追い込んでからのヒットというのがね…」と首をひねった。もちろん、信頼が揺らぐ投手ではない。持ち越された3年連続7度目の2桁勝利は次こそ決めてくれるはずだ。(山添 晴治)

 《ともに自己ワーストの被安打12、10失点》メッセンジャー(神)がともに自己ワーストの被安打12、10失点。初回に4安打を集められて4失点し、今季15試合で初回の失点は6度目。今季の通算被打率・244に対して初回被打率・317。立ち上がりに不安は数字にも表れる。

 《甲子園で3試合連続2桁失点するのは球団史上初》阪神は10失点で敗戦。本拠地の甲子園では1分けを挟んで6連敗となり、今季通算でも14勝19敗1分けと黒星が先行している。また、甲子園では直近の6月23、24日広島戦でも11失点。阪神が甲子園で3試合連続2桁失点するのは球団史上初めて。

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