北大阪に公立の剛腕 汎愛の羽田野は最速147キロ

[ 2018年6月22日 20:26 ]

汎愛の羽田野は最速147キロを誇る
Photo By スポニチ

 第100回全国高校野球選手権記念大会(8月5日から17日間、甲子園)の南・北大阪大会の組み合わせ抽選会が22日、大阪市中央公会堂で行われた。記念大会の今回は、大阪から2校が甲子園に出場。7月7日に開幕し、南大阪は7月28日、北大阪は7月29日に決勝戦が行われる。

 公立の剛腕が初の甲子園出場を本気で狙いにいく。北大阪で戦う汎愛(はんあい)の初戦(2回戦)は関大第一(7月15日・豊中)に決まった。今秋ドラフト候補の最速147キロ右腕・羽田野温生投手(3年)を擁する公立の実力校は履正社などと同ブロックの激戦区に入った。

 1メートル88、84キロ。本格派の大型右腕は最後の夏にかける意気込みを示した。「大阪桐蔭を倒さないことには甲子園に行けない。強い私学を倒すために汎愛に入学しました」

 1年秋の大阪桐蔭戦で今秋ドラフト1位候補の根尾から高めの直球で空振り三振を奪った。同1位候補の藤原にも安打を許さなかった。パーム、スライダー、カットボール、カーブと多彩な変化球も操る。阪神の畑山俊二チーフアマスカウトが「資質、ポテンシャルがある」と評価する大器。打倒・大阪桐蔭を掲げる男が戦国大阪の主役に躍り出る。

続きを表示

2018年6月22日のニュース