ソフトB柳田“センター”復帰へ 離脱者続出のチーム引っ張る

[ 2018年6月22日 09:20 ]

センターで守備練習する柳田(撮影・岡田 丈靖)
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 さあ、リーグ戦再開だ。ソフトバンクは22日から敵地に乗り込み、3位で並ぶオリックスとの3連戦に臨む。右足に不安を抱え、右翼や左翼で先発出場していた柳田悠岐外野手(29)は、中堅守備に復帰する見通し。選手会長が“センター”で本来の輝きを取り戻す。

 シーズン前に優勝争いで断然の存在とみられながら、現状では首位西武と3・5ゲーム差。守護神のサファテ、セットアッパーの岩崎、ローテーションの柱となるべきベテラン左腕の和田、守りの要である遊撃の今宮ら主力の離脱が相次ぎ、ここまで苦しい戦いを強いられた。“本命”のもたつきでパ・リーグは5位ロッテまで5ゲーム差以内にひしめく群雄割拠の状況だ。

 工藤監督は我慢比べに自信をのぞかせた。「しばらくは(この状況が)続くと思う。最後は体力勝負。どこまで我慢できるか。そのためにコンディションには配慮していかないと」と不敵に笑った。勝負どころはまだ先にある。まだムチを入れるつもりはない。

 得意の交流戦で4年連続最高勝率を逃したとはいえ、貯金4つを増やした。球宴まで前半戦残り14試合で、さらに上積みを狙うチームにとって、柳田の“完全復活”は心強い。8日の中日戦で右太腿裏を痛め、翌9日の同戦から9試合は足への負担を軽減するためにベンチから近い左翼や右翼で先発出場。この日の全体練習では中堅守備についた。「だいぶ良くなっているので(22日のオリックス戦から中堅へ)戻れると思う」と指揮官。本人も「(状態は)ぼちぼちです」とうなずいた。

 慣れ親しんだ「センター」で輝きを取り戻す。右翼か左翼で先発した9試合は右足に不安を抱える上、執拗(しつよう)な内角攻めもあり29打数7安打の打率・241、2本塁打、6打点。10日の中日戦で2打席連続本塁打などでチームの全5打点を叩き出したものの、本調子とは言えなかった。「センターの方が長くやってるので。(報道陣の皆さんも)オフィスでやるより、記者の方がやりやすいでしょ?」。定位置に戻り本来のリズムを取り戻す自信をみせた。

 18日のファン投票最終中間発表(最終結果は25日発表)では両リーグの全ポジションで最多となる49万798票を獲得。こちらも“センター”の座を射止めることが有力だ。熱烈な支持にプレーで応える。

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