福留 締めた!サヨナラ犠飛「きょうは北條くんのおかげ」

[ 2017年8月18日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神5―4広島 ( 2017年8月17日    京セラドーム )

<神・広>9回1死満塁、サヨナラ犠飛の福留の元へ駆け寄る阪神ナイン
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 虎党の興奮が最高潮に達した。同点の9回。後輩たちがつないで巡ってきた1死満塁の好機に阪神・福留が応えた。1ボールから中田の2球目、フォークをバットに乗せ、中堅まで飛ばした。

 「選手全員が3タテしないという思いを強く持ってプレーしていた。たまたま僕が犠飛を打ったが、全員でつないでくれた。きょうは北條くんのおかげじゃないですか」

 執念の一打だった。メジャー時代を除いて日本では初体験のサヨナラ犠飛。俊介の安打、梅野の犠打、北條の粘りでつないだ意地の攻撃を勝利まで導いた。7月9日の巨人戦以来、今季5度目のサヨナラ勝利。福留にとっては今季初、阪神加入後は7度目のサヨナラ打点になった。選手たちのあきらめない姿勢は金本監督にも伝わっていた。

 「選手は本当に勝ちにこだわって、必死に食らいついていってくれている」

 一丸になって上位を目指す気持ちは変わっていない。ただ、3位・DeNAも不気味に接近。仮に敗れていれば0・5ゲーム差まで迫られるところだった。そんな状況で主将としてチームメートを鼓舞した。「選手全員、絶対に3連敗しないように…と試合に臨んでいた」。熱い思いをバットでも表現。3回1死一、三塁では勝ち越しの左前適時打。5回にも1死一、二塁から右翼線への適時二塁打を放ち、計3打点の活躍だった。

 「あの(9回)場面になると、ほぼ決めてくれるだろうなという確信はありました」

 金本監督からの厚い信頼は揺るがない。名実ともに精神的支柱。実に勝負を決める一打を示す勝利打点は今季10度目を数えた。40歳でも必死に奮闘を続ける背番号8が猛虎の境地を救った。(山本 浩之)

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