智弁和歌山・林 次こそ打倒大阪桐蔭…右肘痛再発も代打安打

[ 2017年8月18日 08:40 ]

第99回全国高校野球選手権第9日・2回戦   智弁和歌山1―2大阪桐蔭 ( 2017年8月17日    甲子園 )

<大阪桐蔭・智弁和歌山>9回1死、代打で登場の智弁和歌山・林は徳山(右)から中前打を放つ
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 ◆100回大会の主役たち

 甲子園で大阪桐蔭を倒すことを目指し、智弁和歌山の門を叩いた。初出場した甲子園で、両校が初対決する運命的な巡り合わせ。だが、1回戦後に持病の右肘痛が再発。試合後に自ら高嶋仁監督に次戦の欠場を申し出るほど満身創痍(そうい)だった。

 出番は1点差の9回1死からの代打。右肘痛もこらえ、意地で中前に運んだが、後続が倒れて打倒・大阪桐蔭は絶たれた。「お客さんの歓声、応援の迫力。甲子園でずっとプレーしていたかった」。何もかもが格別な場所だった。

 中学時代から対戦し、「意識する」という同じ2年の藤原は大阪桐蔭に入学。仲間と藤原が、張り詰めた緊迫感の中、1点を争う熱戦を繰り広げている。「あそこのグラウンドに立ちたかった」。ベンチで戦況を見つめる自分が悔しかった。

 ただ、1回戦の興南戦では豪快な中越え弾を放ち、聖地に爪痕は残した。「次は大阪桐蔭を倒せるくらいの力をつけて帰ってきたい」。試合後、4万7000観衆から送られた万雷の拍手。この光景は目に焼き付けた。強打の系譜を受け継ぐ林は、王者を打ち砕くために必ず甲子園に舞い戻る。 (東尾 洋樹)

 ◆林 晃汰(はやし・こうた)2000年(平12)11月16日、和歌山県生まれの16歳。小1から野球を始め、小6では阪神ジュニアでもプレー。紀州ボーイズでも小学時代と同じ捕手。智弁和歌山では三塁手に転向し、1年春からベンチ入り。1年秋から背番号5。高校通算29本塁打。1メートル78、82キロ。右投げ左打ち。

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