巨人・山口俊投手を書類送検 傷害と器物損壊の疑い…午後に会見、処分発表

[ 2017年8月18日 10:50 ]

巨人の山口俊
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 東京都目黒区の病院で警備員にけがを負わせたなどとして、警視庁目黒署は18日、傷害と器物損壊の疑いで巨人の山口俊投手(30)を書類送検した。「やりました。酒に酔っていた」と容疑を認めているという。

 書類送検容疑は7月11日未明に目黒区の病院で、男性警備員の胸を押して後ろにある机に腰などをぶつけさせて全治2週間の打撲を負わせ、病院内のドアを蹴って壊した疑い。同投手は同18日に暴行疑惑が発覚すると、予告先発となっていた同日の中日戦の登板を取りやめ、翌19日に出場選手登録を抹消。練習参加も自粛していた。

 読売巨人軍広報部は18日、「被害者の方々とはいずれも示談が成立し、被害届は取り下げられています」とコメント。午後に山口俊投手も出席して記者会見を開き、処分を発表する。

 ◆山口 俊(やまぐち・しゅん)1987年(昭62)7月11日、大分県生まれの30歳。柳ケ浦で甲子園出場2度。05年高校生ドラフト1巡目で横浜(現DeNA)に入団。06年6月29日の巨人戦(横浜)でプロ初登板初勝利。09年からリリーフに転向し、14年に先発に再転向。16年に自己最多の11勝を挙げ、オフに国内FA権を行使して巨人に移籍した。通算371試合登板で40勝45敗111セーブ、防御率3・38。1メートル87、97キロ。右投げ右打ち。

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