三本松 エース佐藤が省エネ87球完投「ベスト8は通過点」

[ 2017年8月18日 13:45 ]

第99回全国高校野球選手権大会第10日・3回戦   三本松5―2二松学舎大付 ( 2017年8月18日    甲子園 )

<二松学舎大付・三本松>二松学舎大付打線相手に9回2失点の投球を見せた三本松・佐藤
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 三本松が二松学舎大付を下して初の準々決勝進出。5回に先発投手の佐藤がセーフティースクイズを決めて先制すると、2点リードの9回には集中打で3得点を奪い、試合を決めた。

 投げては佐藤が2失点完投。序盤からテンポの良い投球で球数はわずか87球。9回に連打を浴びて失点したが、最後までマウンドに立ち続け、チームをベスト8へと導いた。

 試合後は「スタンドのみんなの応援で勝てた」と笑顔を見せた佐藤。しかし、緩ませた表情をすぐに引き締め、「チームの目標は全国制覇。ベスト8は通過点」と続けた。それでも、球数87球での完投について問われると、エースは再び笑顔で、「打たせてとる省エネ投球ができてよかった」と自身の投球を振り返った。

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2017年8月18日のニュース