阪神・原口、気迫の猛打賞で金子攻略「必死のパッチで打った」

[ 2017年6月7日 05:30 ]

交流戦   阪神11―4オリックス ( 2017年6月6日    京セラD )

ヒーローインタビューを終え、スタンドに帽子を取って挨拶する原口
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 気持ちで打った。阪神・原口が気迫の猛打賞で3打点をたたき出し、金子攻略に一役買った。

 「必死のパッチで打ちました!阪神ファンもオリックスファンも声援がすごかった。勝てて良かったです」

 最初の見せ場は3回だった。2点差を追いつき、なおも2死一、二塁。金子に対し、第1打席は3球三振に倒れた反省を生かした。「見たい気持ちが強くて、後手後手になった。次は攻めていく気持ちで入った」。言葉通り、カウント1―1からの直球を迷わず振り抜くと、左前へ弾んだ。4日の日本ハム戦から2試合連続打点は、決勝打となった。

 「どん欲に打席に入った。点は何点入ってもいいのでね」

 これだけでは終わらない。5回に左前打。6回2死満塁では左翼線を破る適時二塁打でダメ押しの2点を奪った。3安打の固め打ちは3月31日の広島との開幕戦以来、今季2度目。「良いポイントで打てて良かった。アキ(秋山)も初回に点を取られたけど、粘っていたし援護できて良かった」。充実の笑顔を浮かべた。

 今季から一塁に専念するが、捕手経験で得た財産は今でも生きている。「捕手をやっていた時に、“ここは2人で話したい”という場面もあった。だからマウンドに行くときはタイミングを慎重に選びますね」。他の野手と比べると、マウンドに行く回数は少ないかもしれない。それでも一塁から精いっぱい声を張り上げ、ここぞのタイミングで駆け寄る。「今だからこそ、できることがある。色々考えながらですけど」。ポジションは違えど「投手を勝たせたい」という信条は少しもぶれはしない。

 これで自己最長タイの4試合連続安打となり、状態は確実に上向いてきた。「スタメンで使ってもらう以上、何とか結果を出さないといけないですから」。慢心もなく、原口は次も必死にバットを振る。(久林 幸平)

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