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【記者の目】巨人11連敗 先を見据えた世代交代怠ったツケ

<西・巨>ベンチで渋い表情の巨人・高橋監督
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 長いシーズンでは、大型連敗を喫する時期もある。選手たちが口をそろえるように、グラウンドでは前を向いて戦うしかない。だが、今回の11連敗で、近年の球団が抱える問題点が浮き彫りになってしまった。

 日本一になった12年には86勝43敗と負け数の2倍の勝ち試合があった。球団幹部が言う「戦力としてのピーク」だった一年。その時点で、数年先を見据えたチームづくりを進める必要があった。

 今季は開幕からレギュラーとして出場する若手野手は坂本勇(28)、小林(28)、石川(24)くらい。ベテランの阿部(38)、村田(36)、マギー(34)らを脅かす次世代の選手層が薄く、久保博球団社長は「20代後半の選手が不足している」と嘆く。ここ5年間で、世代交代は進んでいない。

 開幕スタメンに名を連ねた岡本や中井は、結果を残せず2軍落ちした。常勝を義務づけられる球団で「育てながら勝つ」ことが難しいのも事実。結果が伴わなければ出場機会は減り、経験は積めない。

 戦力を落とさずに勝ち続けるには、周到な準備期間がいる。数年前から、若手をどのようなタイプの選手に育てるのか、というビジョンが明確に描けていたか。そのツケが11連敗の一因になっている気がしてならない。 (巨人担当キャップ・川島 毅洋)

[ 2017年6月7日 09:10 ]

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