【槙原寛己WBC視点】気候、土、芝…激変した環境への対応が急務

[ 2017年3月20日 09:00 ]

<カブス・日本>1回2死、先発・ジョン・ラッキーから中前安打を放つ筒香
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 2次ラウンドを1位で突破できて良かった。あらためてそう思わされた。長距離移動と時差。空調の効いた室内の東京ドームではなく、強い日差しが照りつけるデーゲームで風も吹く。硬い土と天然芝。日本より乾燥したアリゾナでメジャー球が手に付かない投手も多く、炎天下で長く守った野手の動きは重かった。繰り返し言われてきたことだが、急変するこの環境への適応はタフだ。

 それを2試合試せて、準決勝を戦うロサンゼルスでも直前に練習日が1日ある。2位突破なら、移動翌日に即準決勝だった。この差は大きい。アリゾナとロサンゼルスでは、また環境が変わる。準決勝はナイターで開始時刻は肌寒い。決戦前日をいかに有効に使うか。相手の研究もそう。先発ラッキーは横手投げも交え、2番手デービスはクイックを入れ間を常に変えてきた。変化との戦いが国際大会の難しさだ。

 この日の敗戦の結果に目を向ける必要はない。激変した環境への適応の難しさを全員が肌で感じた。次のロサンゼルスでのスイッチの切り替えは入念に、着実に行う必要がある。

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