「二塁打王」中谷12試合で6本!最強スーパーサブだ

[ 2017年3月20日 06:31 ]

オープン戦   阪神3―3ヤクルト ( 2017年3月19日    神宮 )

<ヤ・神>7回無死、中谷は左中間への二塁打を放つ
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 「二塁打王」が最強のスーパーサブとなる! 「5番・右翼」で先発出場した阪神の中谷が、二塁打2本を放って猛アピール。打点数だけでなく、二塁打数でもオープン戦で12球団トップに立った。

 「よかったです。悪い時を短くしようと思っています。昨日が悪かったので、しっかりと打ててよかったです。(長打の多さは)良いところじゃないですか。しっかり自分の形で振れています」

 この日のチーム安打数は計5本。中谷の2二塁打は、存在感が一層きわだった。まずは初回1死無走者の第1打席。相手先発・オーレンドルフの138キロ直球を左中間へはじき返し、悠々と二塁へ。先頭で迎えた7回の第3打席でも、2番手・星の142キロ直球をライナーで左中間へ運んだ。ともに課題とする速球を強打。持ち味とする長打力も見せつけた。これでオープン戦は12試合出場、打率・319、1本塁打、13打点。そして二塁打は6本を数える。アピール材料には、事欠かない内容となった。

 背番号60の躍動に金本監督の頬も緩む。就任1年目から高山、北條とともに強化指定し、手塩にかけてきた。その成長ぶりを「普通、打者というのは、まず真っ直ぐを打てるようになって次、変化球で壁にぶち当たるけど、中谷の場合は逆。変化球をうまく拾ったり、合わせたりすることは出来ていたけど、あとは真っ直ぐが課題だった」と振り返り、「それを克服してきたから。やっぱり使いたくなるね、アレを見ると」とうなずいた。

 本職は外野。今の猛虎外野陣は高山、糸井、福留と鉄壁だが、チャンスが皆無というわけでもない。「(福留が)休みの時は、その最有力候補になる。高山が調子を落としたりとか、そういう時は真っ先に中谷になってくる」と指揮官。すでに準レギュラーの地位を確立させ、その一角をも崩そうかという勢いだ。さらに一、三塁の守備練習も積んでおり、原口、鳥谷、キャンベルらが不振の場合には、その穴を埋める存在ともなる。開幕戦の相手は左腕・ジョンソンが最有力。開幕スタメンの可能性も十分にある。(惟任 貴信)

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