松田が好救援 勝利の方程式入りへ猛アピール

[ 2017年3月20日 05:39 ]

オープン戦   阪神3―3ヤクルト ( 2017年3月19日    神宮 )

<ヤ・横>7回に登板した松田は1イニングを無失点に抑える
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 7回から3番手で登板した阪神の松田が、1回無安打無失点の好投を披露し、逆転での勝利の方程式入りへアピールに成功だ。

 「逆球もあるし、反省するところは多い。課題も出ているし、クリアしていかないといけない」

 謙遜の言葉とは裏腹に、危なげない内容でヤクルト打線をなで斬った。先頭の鵜久森を高めの直球で右飛に仕留めると、4番・雄平も144キロで二ゴロ。最後は、畠山をチェンジアップで空振り三振に退け、中軸3人をわずか9球で料理した。

 オープン戦は5試合に登板して、計7イニングを無失点。被安打も、わずか1と出色の内容だ。勝ちパターンで計算していた岩崎の状態が上がってきておらず、金本監督は「出来れば、後半、勝ちゲームで1イニングを安心して任されるレベルに行ってほしい。(チャンスは)もちろんある」と右腕の台頭を喜ぶ。香田投手コーチも「信頼度は上がってきている。安定感が出てきた」と目を細めた。

 150キロ超の直球を全面に押し出すパワーピッチを武器に入団以来、セットアッパー候補として期待されながら、昨季は右肘痛で春季キャンプを離脱するなど、ケガに泣かされてきた。「今年は絶対に結果を残さないと、忘れられてしまう」と、背水の決意で臨んだプロ6年目は、無事にキャンプも完走し、投球内容も開幕が近づくにつれて良化していきている。

 「直球もまだまだ上げられると思うし、満足することなく、変化球の精度も上げていきたい」

 笑顔一つ浮かべること無く、表情を引き締めて帰りのバスに乗り込んだ。手にしたチャンスを生かすのは今しかない。(遠藤 礼)

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