USAの底力見せた!スタントン189キロV弾で逆転4強

[ 2017年3月20日 05:30 ]

2次ラウンドF組   米国6―3ドミニカ共和国 ( 2017年3月18日    サンディエゴ )

<ドミニカ共和国・米国>4回、勝ち越し2ランを放つスタントン(AP)
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 超ド級の弾丸ライナーが、ドミニカンの連覇の夢を打ち砕いた。2―2で迎えた4回2死一塁。マーリンズの主砲スタントンは「内角に真っすぐが来ると思っていた」。117・7マイル(約189キロ)の速さで放たれた打球は、ペトコ・パークの3階席に突き刺さった。これが米国をF組2位で決勝トーナメントに導く決勝弾となった。

 「本塁打競争のような気分だったね。ちょっと思い出したよ」。昨年のオールスター戦前日。スタントンはこの球場で行われた本塁打競争で、15年からの現行ルールでの最多記録を20本更新する61本を放った。大リーグが解析システム「スタットキャスト」を本格導入した15年以降、最速の弾道119・2マイル(約192キロ)を同年6月に描いたのもスタントンだ。

 ナ・リーグ本塁打王に輝いた14年オフ、マ軍と大リーグ史上最高額となる13年総額3億2500万ドル(当時約383億5000万円)で契約を延長。現役最高のパワーヒッターは、前日まで今大会10打数1安打と低迷していた。97年にマ軍を率いてワールドシリーズを制したジム・リーランド監督は「下位打線で気楽に打ってもらおう」と1次ラウンドのカナダ戦と同様、8番で起用。これがずばりと的中した。

 野球発祥国の面目を保ち、指揮官は「素晴らしい相手だが、我々が上回った」と2大会ぶり2度目の準決勝進出に安ど感を漂わせた。マ軍でイチローの同僚でもあるスタントンは「日本は本当に独特のスタイル。小気味いい野球で大会を盛り上げている」とスモールベースボールを警戒。目覚めた大砲が、侍ジャパンの3度目の決勝進出の前に立ちはだかる。

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