イチロー、初の代打弾に驚き「あれだけは狙っていなかった」

[ 2016年9月7日 12:41 ]

フィリーズ戦の8回、右越えに今季1号となる2ランを放ち、ナインに迎えられるマーリンズのイチロー。メジャー1年目から16年連続の本塁打で、代打では初めて
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ナ・リーグ マーリンズ3―4フィリーズ

(9月6日 マイアミ)
 マーリンズのイチロー外野手(42)は6日(日本時間7日)、フィリーズ戦の8回に代打で出場し、右越えに今季1号2ランを放った。代打本塁打は日米を通じて初めてで、メジャー16年目で最も遅い139試合目での1号。オリックス時代のプロ2年目から、日米を合わせて24年連続の本塁打となった。

 3点を追う8回無死二塁で打席に立ったイチロー。2ボール1ストライクからの甘く入ったボールを捉えると、打球は右翼フェンス越しの味方ブルペンへ飛び込んだ。

 試合後はメッツの現役最年長投手、43歳のコローンの名前を挙げ、「いやまあ、コローンが1本打っていたから、1本は打ちたいと思っていた。ほっとしました」とジョークをまじえてコメント。「あれだけは狙っていなかった」と本塁打は狙っていなかったことを明かし、「ヒットはもちろん考えたし、バントや進塁打も。でも3点差だからどうかな、とか。あれ(本塁打)だけ考えてなかった」と本人も驚いた様子だった。

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