巨人・田口 虎キラーだ!10勝中5勝ゲット「まだまだ」

[ 2016年9月7日 21:38 ]

<神・巨>最後を締めた沢村(右)は10勝目を挙げた田口にウイニングボールを渡す

セ・リーグ 巨人3―2阪神

(9月7日 甲子園)
 高卒3年目の巨人・田口麗斗(かずと)投手(20)が“虎キラー”ぶりを存分に発揮した。7回1失点で自身初の2桁勝利となる10勝目(7敗)。うち5勝は阪神からと相性の良さは相変わらずだった。

 「(試合前の)ブルペンでは今年1番ぐらいバラバラだった。どうなるかと思ったが(小林)誠司さんのリードと要所で三振を取れたのが大きかった。粘ることができた」。5回に高山の適時打で1点を失ったものの、7回を6安打1失点と先発の役割を果たした。

 巨人での高卒3年目での2桁勝利は、1987年に桑田真澄が2年目で15勝をマークして以来となった。チームは今季、甲子園では8勝1分けと負けしらず。このうち3勝が田口の白星だ。

 9勝の菅野を抑え、チームトップの勝ち数も「年間通して力が出せるようにならないと。まだまだです」と先発ローテーションの座を手放すつもりはない。

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