オルティス トランプ氏の差別発言に不快感「平手打ち同様の屈辱」

[ 2016年9月7日 10:08 ]

レッドソックスのデービッド・オルティス (AP)

 レッドソックスのデービッド・オルティス(40)がメキシコに対して差別的な発言を行う米大統領選の共和党候補、ドナルド・トランプ氏(70)に不快感を示した。

 トランプ氏は最近でこそ態度を軟化させているが、大統領選への出馬を表明した頃はメキシコ人を犯罪者扱いし、米国への不法移民を強制送還する移民政策や国境沿いに壁を建設し、その費用をメキシコ側に負担させるといった主張を繰り返していた。

 オルティスはメキシコと同じラテンアメリカのドミニカ共和国出身。6日に掲載されたUSAトゥデー紙(電子版)のインタビュー記事でレッドソックスの主砲はトランプ氏の発言を次のように語った。

 「自分たちがあのような言われ方をするのは、顔を平手打ちされるようなもの。米国のメキシコ人は犯罪者ばかりではなく、ちゃんと生活費を稼いでいる人もいるのにね。そういう差別的な発言を聞くとこう思うんだ。ラテンアメリカの人々は米国内でもっと敬意を持たれるべき存在なのではないかと。出身国なんて関係ないさ。特にメキシコ人はきつい仕事をすすんでやるじゃないか」。

 米国で生活するラテンアメリカ出身の人間を代表してトランプ氏に物申したオルティス。さらに、米国は多民族多文化社会であることを説き、こう続いた。

 「米国におけるラテンアメリカの人々は、この国の経済を支えている。他の国からの移民だってそうだろ。アフリカだって、アジアだって。みんなアメリカンドリームを求めてこの国にやってくるのさ。ひとつのグループとして考えないとダメだよ」。

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