菅野が“歴史”守った!90年巨人の最速V更新阻止

[ 2016年9月7日 08:20 ]

<神・巨>6回裏2死二塁、原口を二ゴロに打ち取ってガッツポーズの菅野

セ・リーグ 巨人4-2阪神

(9月6日 甲子園)
 エースで負の流れを断った。巨人・菅野のこん身の一球。バッテリーの読みが的中し、チームの連敗を4で止めた。

 「力勝負でいけた。自分たちがやってきたことが出せた」。3―0の5回2死から、4連打で2点を奪われた。なおも一、三塁でゴメス。「スライダーに狙い球を絞ってきている感じがあった」と外角への152キロ直球を選択し、空振り三振に斬った。6回は先頭打者のライナーをはじき、拾いにいく際に右足が地面に引っかかるアクシデントも「全然問題ない」と続投。6回2失点で「自分にとってもチームにとっても大きい」という9勝目を挙げた。

 広島にマジック点灯を許した8月24日から1勝9敗。エースは、同学年の小林誠を思いやった。2日の中日戦(東京ドーム)で本塁でのタッチミスなどもあり「小林も悩んでいる部分があったと思う」。それだけに、命運を分けたゴメスへの一球を喜んだ。「2人でやってきたことを信じてサインを出してくれた」という直球だった。

 打っては1―0の4回1死二塁から、藤浪の外角高めの151キロを右中間へ。今季2本目の適時打。小林誠が犠打で広げた好機で打った。打率は・245。高橋監督は「数字の通りじゃないですか」と評し、「(チームの)負けが続いた中で、ひとつ勝って気持ちが変われば」と期待した。

 広島の最短優勝日は8日に後退。90年巨人が刻んだ「9・8」最速優勝記録を更新されることはなくなった。前回登板でもチームの連敗を5で止めた大黒柱は次回、CSを見据え、今季初の中4日で11日の広島戦(東京ドーム)に向かうとみられる。「自分も覚悟はできています」。4年連続の2桁勝利も、その日に決める。(神田 佑)

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