糸井レジェンド領域へ イチ超え83年福本以来の大台50盗塁

[ 2016年9月7日 08:13 ]

<ソ・オ>7回1死一、三塁、打者・安達の時に二盗を決める一走・糸井

パ・リーグ オリックス2-1ソフトバンク

(9月6日 ヤフオクD)
 オリックスの糸井がついにレジェンドの領域に足を踏み入れた。1―0の7回、1死一、三塁で、一塁走者として二盗に成功。これが今季50盗塁目となり、球団では83年の福本豊氏の55盗塁以来となる大台突破を達成した。同時に、尊敬するイチローの49盗塁(95年)も抜いて、勝利を呼び込んだ。

 「目標を達成したので、これからは一切走りません!バッティングにも影響するし、疲れた!」

 ジョークで周囲を笑わせたが、相手バッテリーの警戒が日に日に強まる中での大台到達は立派だ。今季は福本豊氏、大石大二郎氏が達成した35歳シーズンでの史上最年長盗塁王を目指しており、「また明日から頑張ります」と気合いを入れ直し、福良監督も「元気ですね」と喜んだ。

 意識改革の成果でもある。自己最高は13年の33盗塁。「これまでは30盗塁が目標だった」と言うが、通算363盗塁の西村ヘッドコーチや同477盗塁の高橋打撃コーチから「もっと走れる」と言われ、リミッターを外した。春季キャンプ中に「50は走りたい」と宣言していたが、シーズン中は「100」に上方修正。佐竹守備走塁コーチも「スタートを切る回数が増えて、チャレンジする前向きな気持ちを持っている」と、まだまだ進化中と太鼓判を押した。

 昨年は左膝の負傷で苦しんだが、「超人」完全復活といえる。今季は3月に国内フリーエージェント権の資格を取得。オフの動向に注目が集まるが、打率3割と50盗塁達成で、さらに価値が高まりそうだ。(鶴崎 唯史)

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