【大野豊の視点】新井の打撃で主導権…大野のリズム崩した二塁打

[ 2016年9月7日 09:35 ]

<広・中>3回2死、新井は中越えソロを放つ

セ・リーグ 広島4-1中日

(9月6日 マツダ)
 新井の打撃で主導権を握ることができた。初回を3者凡退に抑えたように大野の滑り出しはよかった。2回の先頭打者として放った二塁打が効いた。武器とする速球を打ち返されたことで大野は乗りかけたリズムに乗りきれなかった。先制の本塁にも好走塁で生還したように非常に元気でチームを引っ張っている。3回のバックスクリーンへの本塁打も見事。18本塁打のうち半分の9本が中堅から右方向だ。広角の打撃は今季の打線全体に通じる特長で、新井の影響力が大きい。

 優勝は目前になった。リードしていれば、胴上げ投手を務めるのは中崎だろう。25年前の僕は36歳で優勝決定の瞬間に投げさせてもらった。一回りも下の若さで重圧の大きい役割を務めてきたのだから立派だ。1、2年目はコーチとして接したことがあり、性格の優しい子。コントロールがよく、ベース上で球を動かす技術を当時から持っていた。もう少し球速が上がれば…と期待した通り球が速くなった。胴上げ投手の経験はなかなかできないもの。ぜひとも彼が最後のアウトを取る試合展開になってほしい。(スポニチ本紙評論家)

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