イチロー今季1号2ラン!代打で初、通算3019安打

[ 2016年9月7日 11:13 ]

フィリーズ戦の8回、右越えに今季1号となる2ランを放つマーリンズのイチロー。メジャー1年目から16年連続の本塁打で、代打では初めて

ナ・リーグ マーリンズ3―4フィリーズ

(9月6日 マイアミ)
 マーリンズのイチロー外野手(42)が6日(日本時間7日)のフィリーズ戦の8回に代打で出場し、今季初本塁打となる右越え2ランを放った。イチローの本塁打は昨年4月29日のメッツ戦以来で、代打では日米を通じて初。この一発でメジャー通算3019安打とし、ラファエル・パルメイロ(レンジャーズなど)の持つ歴代25位の通算3020安打にまであと1本に迫った。

 先発出場が続いていたイチローは8月27日のパドレス戦以来、10試合ぶりのベンチスタート。1―4とビハインドの8回、無死二塁の場面で左打席に登場すると、フィリーズの3番手・ネリスの投じた4球目のスプリッターをライトのブルペンに叩き込んだ。その後の守備では右翼に就き、9回の打席では1死一、二塁の好機で左飛に倒れた。

 終盤にベテランの一発で追い上げたが、マーリンズは3―4で惜しくも敗戦。これで1日のメッツ戦での勝利を挟み、ここ11試合で2度目の5連敗。ワイルドカード争いでも2位のカージナルスに5・5ゲーム差の5位と離され、プレーオフ進出が苦しくなってきた。

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