山田父・知規さん 史上初快挙に喜び「元気なプレーが一番の親孝行」

[ 2016年9月7日 09:38 ]

<D・ヤ>9回無死、山田が左越えにホームランを放つ
Photo By スポニチ

セ・リーグ ヤクルト1-6DeNA

(9月6日 横浜)
 山田の「快挙」を誰より喜んでいたのが父・知規さん(58)だ。成長を見守り続けてきた父が、球界を代表する選手となった息子へスポニチ本紙を通じてメッセージを寄せた。

 今年は体が万全でないので毎日心配です。7月30日の巨人戦(東京ドーム)で死球を受けて倒れ込んだ時は、つらそうだったので驚いた。昔の話ですが、哲人は中3の時に兵庫県宝塚市の陸上大会に出場して100メートル決勝で40メートルぐらい走って倒れたんです。骨が筋肉を支えられず、肋骨付近を骨折。救急車で運ばれて。その時もあんな痛そうな表情は見せなかった。

 子供の時から「絶対に勝つ」とかは言わない。内に秘めるタイプでした。反抗期もなかった。哲人の3つ上に姉(直子さん)がいるのですが、けんかしたのを見たことがない。野球で活躍したら「凄いな」って褒めました。活躍しなくても「次、頑張ろう」と。一生懸命やっていたし、たくさん褒めました。怒ったのは中2で眉毛をそってきた時ぐらいですね。

 足は速かった。運動会の徒競走は常に1等賞。小1の時は大阪YMCAでサッカーをやっていたのですが、近畿の大会で1、2年生の部で得点王になりました。野球を始めたのは小2から。ずばぬけてうまかったと言うと、そうではなかった。中学の時にオーバーフェンスの本塁打を打った記憶がない。履正社に入学した時も同学年に遊撃手が8人いて競争でした。

 プロ野球選手になることさえ想像もできなかった。周囲に支えられて努力を重ねて…。2年連続トリプルスリーを達成すればうれしいです。でも、今のまま変わらない性格で元気にプレーしてくれれば。それが一番の親孝行です。

続きを表示

この記事のフォト

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2016年9月7日のニュース