傍聴券求め3769人長蛇の列 ASKA超えものりピーには及ばず

[ 2016年5月18日 05:30 ]

清原和博被告初公判の整理券を求め列を作る人々

清原和博被告初公判

(5月17日 東京地裁)
 東京地裁に隣接する日比谷公園では午前9時半から、リストバンド式の傍聴整理券が交付された。わずか20席を求め、雨の中、傘を手に集まった傍聴希望者は188倍の3769人に上り、長い列ができた。約30年前に清原被告と練習試合で対戦した大阪桐蔭高出身の会社員・高橋英樹さん(48)は「更生を見届けたい」と語った。一番乗りは午前3時半から並んだプロ野球ファンの男性だった。

 東京地裁の刑事裁判で、傍聴希望者が過去最も多かったのは、オウム真理教の松本智津夫死刑囚の初公判(1996年4月)。48の一般傍聴席に対し、256倍の1万2292人が並んだ。次いで多かったのは、覚せい剤取締法違反罪に問われた女優酒井法子の初公判(2009年10月)で、6615人。倍率は過去最高の330倍だった。同じく覚せい剤取締法違反罪に問われた歌手ASKAの初公判(14年8月)は2646人だった。

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