本紙記者が見た清原被告 日焼け消え声弱々しく…目には生気

[ 2016年5月18日 08:30 ]

昨年5月、清原被告は「お遍路」として四国を歩いた

清原和博被告初公判

(5月17日 東京地裁)
 薬物疑惑の渦中にあった清原被告に会ったのは昨年4月。四国霊場八十八カ所を巡る「お遍路」を歩いていた時に密着取材し、その後も何度かインタビューの場で会ってきた。印象に残っているのは、丸刈り頭にギラギラと黒光りしたこわもて、格闘家のように大きな体。意に沿わない質問には声を荒らげた。それがこの日は終始うつむき加減。不自然なほどの日焼けは消え、声は聞き取るのが大変なほど弱々しかった。

 しかし、健康状態は今までで最もいいように見えた。少し痩せた印象だったが、言葉に詰まることはあっても、ろれつが回らないというほどではなかった。うつろだった目にも生気が戻っていた。糖尿病の悪化を心配していたが、現時点では更生に向けて、肉体的にはわずかながら光が見えているように思えた。

 一方で今後どう更生していくか聞かれると「空を見たり、風を感じたり普段の生活をしたい」などと語った。清原被告らしいが詩的で大げさに取れ、現実味に欠ける印象だった。再生に向けては具体的な道のりを歩むことが求められる。(文化社会部 小枝 功一)

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