DeNAが新映像サービス、スマホ連動で筒香らの“360度コンテンツ”

[ 2016年3月21日 15:09 ]

「360ベイスターズ」の会見に出席するDeNAの(左から)山崎康、堤浩幸サムスン電子ジャパンCEO、池田純DeNA球団社長、筒香

 DeNAはGalaxyと協業し、ゴーグル型ヘッドマウンドディスプレイ「Gear VR」を用いた360度の映像コンテンツ提供サービス「360ベイスターズ」を実施すると発表した。

 「Gear VR」はスマートフォンの「Galaxy S6/S6edge」と組み合わせて、コードレスで高画質な360度コンテンツが楽しめるゴーグル型ヘッドマウンドディスプレイ。この「Gear VR」の導入を通じて360度で楽しめる映像コンテンツを提供する。

 現在、実施が決定されているのは「360ベイスターズ」と題した横浜DeNAベイスターズオリジナル映像の配信だ。これらは球団公式HP内の特設サイトにて毎月配信される。第1弾として主砲・筒香の打撃練習を真横から見られるもの、守護神・山崎康のブルペンでの投球練習を打席から見ることができる映像などが配信される。ゴーグルを体験した筒香は「すごい!全部見える。画像もめっちゃきれい。ここにいるみたいっすね」と驚きの表情を浮かべ、山崎康も「自分が投げているボールを近くで見たことない」と興奮の様子だった。

 本拠地開幕となる29日からはこれらが体験できるブースをコンコースに設置し、限定キャンペーンを企画。また、スカイバーカウンターの全14BOXにも「Gear VR」各1台を設置し、無料で視聴を可能とする。DeNAとGalaxyのオリジナルコラボ商品も発売予定だ。

 発表会見に出席した池田純球団社長は「昨年、大変ありがたいことに多くのお客様にご来場いただき、チケットがとりづらい試合が生まれている。そのような状況の中、新しい観戦スタイルを思案していたところ、Galaxyとの協業による360ベイスターズの企画が実現した」と、ここまでの経緯を説明し「未来に向けて野球の新しい楽しみ方をご提供できたら」と話した。

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2016年3月21日のニュース