ソフトB柳田 黒田撃ち4号&2冠手中5号「あそこまで飛ぶとは」

[ 2016年3月21日 08:10 ]

<ソ・広>初回1死二塁、左中間に2ランを放つ柳田。投手・黒田

オープン戦 ソフトバンク10-3広島

(3月20日 ヤフオクD)
 憧れの存在から打った初めての一発は格別だ。初回1死二塁。ソフトバンクの柳田は黒田のカットボールを捉え、低い弾道でヤフオクドームの左中間スタンドへ突き刺す先制2ランを放った。

 「まさかあそこまで飛ぶとは。凄くうれしかった」。広島県出身で少年時代から黒田のファンだった。昨季のオープン戦、交流戦に続いて3度目の対戦。交流戦では3打数2安打と打ち込んでいたが「オーラを感じたし大きく見えた」と言う。それでもバットはひるまない。3回無死一、二塁での2度目の対戦でも一塁手の新井を強襲する適時内野安打を放った。この打席で一塁側に放ったファウルが大道一塁コーチャーをかすめるシーンもあった。「死ぬかと思ったよ」と同コーチ。味方にも危険な男である。

 6回にも2番手の小野から左中間へ運ぶ3ラン。昨季トリプルスリーを成し遂げた27歳は開幕前から本領を発揮している。オフの右肘手術の影響で控えていた中堅守備にも前日から就いており「投げたいというストレスがなくなったのはプラス」と力強く話した。単独トップの5本塁打。この日の6打点で14打点とし、残り1試合でオープン戦2冠王に躍り出た。

 ≪OP戦3度目キング達成なら宇野(中)以来≫柳田(ソ)が2ホーマー。4日の阪神戦でもマルチ本塁打を記録しているが、同一年のオープン戦で2度以上のマルチ本塁打は、10年に鳥谷(神)が3月16、21日の巨人、広島戦で記録して以来。チームでは南海時代の79年に王天上が3月13、27日の大洋、広島戦で打って以来37年ぶりとなった。これで、今オープン戦の本塁打を5本とし、単独トップに浮上。自身は13、14年にもオープン戦の本塁打王に輝いており、3度目が見えてきた。1人で3度となれば81、87、89年の宇野(中)以来になるがどうか。

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