あと一本が…福井工大福井 40年ぶり春1勝ならず 10安打も零敗

[ 2016年3月21日 05:30 ]

<智弁学園・福井工大福井>初回1死一、二塁、福元に中越え2点二塁打を浴び、渋い表情の福井工大福井・田中(中央)

第88回選抜高校野球大会1回戦 福井工大福井0―4智弁学園

(3月20日 甲子園)
 福井工大福井は相手を上回る10安打を放ちながら、40年ぶりの春1勝はならなかった。

 開会式直後の盛り上がった雰囲気の中で攻撃するため、じゃんけんに勝って先攻を取るまでは狙い通り。しかし、初回1死二、三塁の好機を生かせず、6回まで毎回、得点圏に走者を進めるも、あと一本が出なかった。4失点完投のエース・田中は「独特の緊張感の中での試合だった。実力が発揮できるぐらいの精神力をつけて、夏に帰ってきたい」と話した。

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2016年3月21日のニュース