松坂 15日にもオープン戦先発へ、1年ぶり1軍実戦登板

[ 2016年3月9日 19:07 ]

実戦形式の投球で調整するソフトバンク・松坂

 右肩手術からの復活を目指すソフトバンクの松坂大輔投手がオープン戦で先発する見通しであることが9日、分かった。1軍での実戦登板は昨年3月17日のロッテとのオープン戦以来で約1年ぶりとなる。倉野信次投手総合巡回コーチが遠征中の15~17日に登板する可能性を示した。

 松坂は9日、福岡県筑後市の室内練習場で実戦形式の投球で調整した。3回を投げる想定で左と右の打者に対して15打席で62球を投げ、4安打1三振1四球だった。多彩な変化球を使った内容に「まだまだ」と辛口だったが、オープン戦での登板には「機会があれば投げたいと思っていた」と意欲をのぞかせた。

 松坂は3日に2軍が韓国プロ野球の斗山と対戦した練習試合で288日ぶりに実戦登板。2戦目で10日のウエスタン・リーグ春季教育リーグの広島戦に投げる計画があったが、当日の天候などを考慮して実戦形式の投球となった。

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2016年3月9日のニュース