また巨人…識者はこう見る「昨秋に引責辞任すべきだった」「調査甘い」

[ 2016年3月9日 08:47 ]

野球賭博に関与していた巨人の高木京。昨季は1軍で33試合に登板した

 巨人は8日、東京・大手町の読売新聞本社で記者会見し、高木京介投手(26)が野球賭博に関与していたと発表した。昨年11月に福田聡志投手(32)、笠原将生投手(25)、松本竜也投手(22)の3人が無期の失格処分を受け、契約解除となったばかり。高木京は8日付で謹慎処分となった。

 【識者の声】
 ▼スポーツ庁・鈴木大地長官 青少年に夢と希望を与えるプロ野球選手の野球賭博への関与は、あってはならないことであり、今回また新たな選手の関与が発表されたことは極めて遺憾である。今後過ちを犯す選手が出ないようしっかりと対策を実施していただきたい。

 ▼ジャーナリスト大谷昭宏さん 笠原将生投手ら3人の野球賭博への関与が明らかになった昨年秋の段階で、球団首脳が引責辞任しておくべきだった。問題を曖昧に処理しようとして、週刊誌の取材で他の選手の関与も判明した一連の経緯は、球団としてもオーナー会社の読売新聞社としても非常に恥ずかしい。球団は第三者を入れた調査で、反社会勢力の関与まで含めた全容を解明し、警視庁も徹底的に捜査して立件すべきだ。

 ▼スポーツ評論家・玉木正之さん 週刊誌の取材で最初に発覚したのが残念で、見抜けなかった巨人の調査が甘いとしか言いようがない。調査は野球界を良くするためという姿勢が感じられない。4人だけで済むのかが心配だ。渡辺恒雄球団最高顧問らの引責辞任は責任を取る立場としては当然だが、辞めても球界が良くなるとは思えない。清原和博容疑者の薬物事件も含め、コミッショナーが前面に出て、球界を良くするために取り組むべきだ。

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