西武“人的補償コンビ”脇谷&中郷でサヨナラ 7月3度目

[ 2014年7月12日 05:30 ]

<西・オ>12回無死満塁、サヨナラ打を放ち、チームメートの手荒い祝福を受ける脇谷(中央)

パ・リーグ 西武2-1オリックス

(7月11日 西武D)
 ドーム内に響き渡る「脇谷コール」が心地よかった。これで西武ファンに認めてもらえる。お立ち台に上がった脇谷は、そんな安どの表情を浮かべた。

 「このところサヨナラが多いので絶対、僕で決めてやろうと思っていました。移籍1年目ですけど、何とかチームに貢献して一人でも多くの方に脇谷という選手を知ってもらいたいです」

 延長12回。先頭の森本が四球で出塁すると、中村の中前打と、メヒアの敬遠気味の四球で無死満塁。ここで代打を告げられた。「こんなおいしい場面で出て行けるのはスタメンがチャンスをつくってくれたから」。カウント2ボール1ストライクからの4球目、馬原の150キロ直球に力負けせず、サヨナラ打を右前に運んだ。ベンチから飛び出してきた選手たちに、あっという間に囲まれ、手荒い祝福を受けた。

 昨オフに巨人にFA移籍した片岡の人的補償で西武入り。しかし、なかなか結果を残せずベンチを温める日が続いた。強い日差しが照りつける中、西武第2球場で若手に交じり懸命にバットを振った。「毎日、後がないつもりでやっている」。真っ黒に日焼けした32歳の顔が努力の証だ。

 6月までは12球団で唯一サヨナラ勝ちがなかったが、7月に入って早くも3度目。再び4位に浮上した田辺監督代行は「粘りが出てきた。チームは成長しつつある」と手応えを口にした。勝利投手もロッテにFA移籍した涌井の人的補償で加入した中郷。脇役2人の活躍でつかんだ劇勝は、いかにも田辺ライオンズらしい。

 ▼西武・中郷(延長12回を無失点に抑え移籍後初勝利)いつも点を取られているので、ホッとしています。とにかく結果を残すだけです。

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