マエケン 力投9勝目!チームの連敗止め「必死に投げました」

[ 2014年7月12日 18:30 ]

<中・広>6回2死三塁、ルナを三振に打ち取り、l雄叫びを挙げる前田健

セ・リーグ 広島3―1中日

(7月12日 ナゴヤD)
 広島のエース・前田健が8回5安打1失点で、DeNA井納に並ぶリーグトップタイの9勝目を挙げた。8回に1点を取られたが「粘り強く投げられました」と笑顔の前田健。

 3回までは無安打に抑えていたが、4回からは毎回走者を背負う展開だったが、7回までは無失点。特に6回2死三塁の場面では、ルナを打席に迎え、徹底した外角攻めで空振り三振に切り雄叫びを挙げた。8回には1点取られたが、なお1死二塁で谷を空振り三振に切って取った場面でも渾身のガッツポーズも飛び出した。

 「チームが連敗をしていたので、絶対に自分で止めようと必死に投げました」と語るが、貫禄の投球でチームの連敗を4で止め、自身の連勝も4に伸ばして通算80勝目もマーク。リーグトップの防御率も2・08となった。

 前田健はこれで、オールスター戦(18、19日)前、最後の投球になる。ファン投票最終結果で、セ・リーグ先発投手部門で大逆転で1位に選出されただけに「(球宴前)最後の登板なので、勝てて良かった。(チームも)オールスターまですべて勝つつもりで戦います」と残り4戦での逆襲を誓っていた。

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