竜のオジサン小笠原&和田 大暴れ「ブンブン振り回すだけじゃない」

[ 2014年7月12日 05:30 ]

<中・広>7回1死二塁、代打・小笠原は右越え適時二塁打を放つ

セ・リーグ 中日8-2広島

(7月11日 ナゴヤD)
 竜のオジサンたちは元気だ。3―2の7回1死二塁から40歳の小笠原が連夜の代打適時打となる右越え二塁打。貴重な追加点をたたき出すと、さらに1点加えた後の1死一、二塁、42歳の和田が左越え13号3ランでダメを押した。

 「みんながつないでくれて、楽な状況で打席に入れた。年齢を考えながら、ブンブン振り回すだけじゃなくて、無理しない打ち方をしようとしている。今はそれができているのかな」

 不惑を超えてなお進化を続ける大ベテラン。6月19日に42歳の誕生日を迎えて以降、13試合で51打数23安打4本塁打16打点の大暴れだ。ここ7試合で6度の複数安打を記録する固め打ちで、2000安打まで残り26本に迫った。2―2の6回には藤井の右前打で二塁から激走。捕手の倉をはじき飛ばすように決勝のホームを踏み、足でも「若さ」を見せつけた。

 この日はさい配に専念した43歳の谷繁兼任監督も「42歳の割には足が速いんでね」とニンマリ。代打の切り札・小笠原もこれで7打席連続出塁となり、7月は5打数5安打と絶好調。頼もしいベテラン勢の活躍で3連勝となった。

 ▼中日・小笠原(2戦連続代打で価値ある適時打)1点欲しいところだったし、そういう場面で起用されている。それに応えられて良かったです。

 ▼中日・大野(7回2失点で5勝目も2死無走者からの2被弾悔やむ)点の取られ方が悪い。まだまだ課題は多いですね。

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