大谷、球宴は投手一本 栗山監督「制限をかけさせてもらう」

[ 2014年6月11日 05:30 ]

キャッチボールで汗を流す大谷

 日本ハム・大谷が、今年の球宴では、投手のみの「一刀流」での出場となる可能性が高まった。

 マツダオールスターゲーム2014(第1戦=7月18日・西武ドーム、第2戦=同19日・甲子園)のファン投票中間発表で、パ・リーグ先発部門で1位となっている大谷について、日本ハム・栗山監督は球宴出場が最終決定した場合、「(全パの首脳陣に)こちらから制限をかけさせてもらう」と話した。

 二刀流2年目。今季の大谷は「投手」に軸足を置き、9試合で5勝をマーク。野手として打率・283も及第点だが、他の野手と違い、登板の前後2日間はブルペン投球など投手調整に充てている。夢舞台といえども、栗山監督は「一度投げたら、前後の2試合は出場できない」と、投手と野手で2試合出場は不可能とした。

 昨季は前年度リーグ優勝チームの栗山監督自らが全パの指揮を執り、大谷を全3試合で出場させた。第1戦(札幌ドーム)では5回から救援登板で1回無失点に抑えた後、指名打者(DH)制を解除して「6番・左翼」に入れた。このパターンについても、指揮官は「昨年はシーズン中にも投手から外野に入ったことがあった。今年はやっていない。駄目なものは駄目」。すべては誰よりも負担の大きな二刀流に挑戦する19歳を守るためだ。

 慣例的に、先発部門でファン投票で選ばれた投手は、球宴本番でも先発する。大谷も選出されれば、第1、2戦のどちらかで先発することが確実。その場合、球宴は全試合DH制が採用されるため、交流戦期間の札幌ドーム同様に「7番・投手」のような起用の選択肢は現実的にはない。いずれにせよ、今年の大谷は「1試合限定」かつ「投手のみ」の球宴出場となりそうだ。

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