大谷 アクシデントで緊急降板…7回途中1失点も初G倒お預け

[ 2014年6月11日 20:13 ]

<日・巨>7回、右ふくらはぎをつる大谷

交流戦 日本ハム―巨人

(6月11日 札幌D)
 日本ハムの大谷翔平投手(19)が、アクシデントで緊急降板した。

 11日の巨人戦(札幌D)に先発。初回に自己最速タイの160キロをマークするなど、立ち上がりから直球は150キロ台後半を連発。2回1死一塁から亀井に右中間適時三塁打を打たれて1点を失ったものの、その後は緩急を使って巨人打線を封じ込めた。

 だが、7回だった。1死からロペスに対する5球目、155キロ直球を投じた直後、右ふくらはぎをつりベンチに戻った。治療を行ったものの、そのまま降板。「最後まで投げきるつもりだったのに申し訳ない」と悔しさをにじませた。

 6回1/3を77球、4安打1失点。パ・リーグ史上最速となる160キロをマークした4日の広島戦(札幌D)でも、本塁生還時に左足首を捻挫しての途中降板に続き、またもアクシデントに見舞われた。だが、次回は中6日なら公式戦で初めて甲子園のマウンドに上がる。右脚については「大丈夫です」と軽症を強調していた。

 ▼栗山監督(大谷に)「攻めようという気持ちが出ていた。直球を狙われていても直球でいく。そういうものは大事」

 ▼原監督(公式戦初対戦の大谷に)「素晴らしい投手。先発して、7番の打順に入る。素晴らしい野球人」

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