球団売却でTBS幹部 DeNAは「野球への情熱を感じた」

[ 2011年11月4日 18:10 ]

 TBSホールディングス(HD)の神成尚史取締役は4日の決算記者会見で、横浜ベイスターズの売却先をディー・エヌ・エー(DeNA)に決めた理由について「ベイスターズだけでなく野球界全体に対する情熱や、長期保有の強い意思などが申し分ないと考えたからだ」と話した。

 DeNA側は横浜市で球団を長期保有する方針を示したという。

 売却額は65億円で、TBSが取得した際の140億円を大幅に下回る。年間20億円前後の赤字補?も本体の経営を圧迫してきたが「(ベイスターズ保有は)投資とは考えておらず、球団やスポーツ界全体への貢献と考えてきた」と強調。今後も試合中継などを通じ、ベイスターズの活動を支援していく考えを明らかにした。

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2011年11月4日のニュース