ベテラン宮本も持ち上げた「きょうは石川様様、飯原様様」

[ 2011年11月4日 09:43 ]

<中・ヤ>8回2死、代打・飯原が先発・チェンから左翼に先制のソロアーチを放つ
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セ・リーグCSファイナルステージ第2戦 ヤクルト3-1中日

(11月3日 ナゴヤD)
 0―0の8回に代打で登場し、左越えの先制ソロを放ったヤクルト・飯原。今季は打率・126、本塁打0の男が大一番でチームを救い、「たまたまです。本当にたまたま。届いてくれたって感じ。手応えはあまりなかったです」と謙虚に語った。

 伊勢総合コーチは「ひょっこりひょうたん島。開けてびっくり(玉手箱)」と昭和のギャグで祝福。今季3勝9敗1分けと苦手の球場だっただけに「ナゴヤドームには魔物が棲んでいる。飯原がはらってくれたのかもしれない」と笑った。

 昨年4月以来の3番に入ったベテラン宮本は3打数無安打も1犠打で貢献。「きょうは石川様様、飯原様様。先制点を取るのは凄く重要。これで何とかなる」と勝利を喜んでいた。

 ≪代打本塁打で勝利打点は初≫代打の飯原(ヤ)が8回に決勝ソロを放った。パのプレーオフ(前後期制含む)、セ、パCSの代打本塁打は今季ファーストSの大村(巨)に次ぎ8本目(セ4本目)だが、勝利打点になったのは飯原が初。なお、飯原は今季公式戦ノーアーチ。レギュラーシーズン0本塁打の打者がPO、CSで一発は、昨年今岡(ロ)に次ぎ5人目となりセでは初めて。

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