被災の高田ナイン、甲子園観戦で「刺激受けた」

[ 2011年8月13日 06:00 ]

甲子園に観戦に訪れた高田高校ナイン

第93回全国高校野球選手権大会2回戦

(8月12日 甲子園)
 東日本大震災で校舎などが壊滅的な被害を受け、スポニチ本紙企画「復興へのプレーボール」で連載中の高田高校(岩手)が甲子園観戦に訪れた。

 前日まで岡山に招待されて遠征中だったナインを甲子園に連れてきた佐々木明志監督は「生徒たちにはレベルの高いプレーを見て勉強してほしいし、ここで野球をしたいと思ってくれれば」と説明。ナインは三塁側アルプス席から食い入るように試合を見つめていた。第2試合では同じ東北勢の鶴岡東(山形)が強豪・智弁学園(奈良)と互角の試合を演じる戦いぶりを目の当たりにして、佐藤主将は「刺激を受けました。みんな練習のモチベーションが上がると思います」と気持ちを新たにしていた。

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2011年8月13日のニュース