執念の3連打で火がついた 二塁も踏めなかった八幡商 起死回生の満塁弾

[ 2011年8月13日 13:19 ]

帝京―八幡商 9回表八幡商1死、遠藤が右越えに逆転の満塁本塁打を放つ
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第93回全国高校野球選手権2回戦 八幡商5―3帝京

(8月13日 甲子園)
 フルカウントからきた真ん中外角よりの高めを思い切りたたいた。

 打球は高々と舞い上がり、風にも乗って右翼ポール際に飛び込んだ。敗色濃厚の八幡商が9回1死満塁で5番遠藤の満塁本塁打で奇跡の逆転劇を演じた。

 8回まで帝京の左腕渡辺の前にわずか2安打。二塁も踏めない状態だったが、1番高森からの執念の3連打から火がついた。

 爽快な逆転劇に三塁側ベンチとアルプススタンドの応援団は歓喜の嵐。21年ぶりの3回戦進出、初のベスト8へボルテージは最高潮となった。

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2011年8月13日のニュース