日本選手団の原田雅彦総監督 4年後へ「小林陵侑、女子は高梨選手を中心に、まだまだ引っ張って」

[ 2022年2月14日 23:12 ]

北京冬季五輪日本選手団の原田雅彦総監督
Photo By 代表撮影

 日本選手団の原田雅彦総監督(53)は14日、ジャンプ競技が全日程を終了し、報道陣の取材に応えた。

 ─―団体は5位だった。結果について。
「今の日本の実力は出た試合だと思う。W杯でもこれくらいの感じだったので。全力で4人とも飛んでくれて良かったと思う」

 ─―メダルとの距離は開いた。課題は。
 「やはり小林陵侑の活躍が光るが、それに追いつくような実力をまだまだ付けないといけないと反省している」

 ─―メンバーが前回大会から変わった。
 「小林の活躍で日本は彼らの時代が動き出している。陵侑を中心にどんどん力を付けて、彼らが成長して、メダルに届くチームになってほしいと思います」

 ─―上位の層は厚い。差は埋められるか。
 「大丈夫です。たくさんの若いジャンパーがこの先そろっている。そこを全力で強化したい」

 ─―大会の総括を。
 「女子の選手もこの先ちょっと入れ替わっていくと感じています。世界の強豪とも離れている状況だが、一早く、埋めていきたいんですけどね。それには中心になる選手が必要だと思う。小林陵侑中心に、女子は高梨選手を中心に、まだまだ引っ張ってもらいたいと思います」

 ─―4年後へどんな強化を進めるべきか。
 「やっぱり海外での活躍をもっともっとしていくべき。コンチネンタル杯ですとかでどんどん経験を積ませて、W杯に特定の人だけではなくて、たくさんの人を送り込む強化をしていきたい」

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