羽生結弦「明日の自分が今日を見た時に、胸を張っていられるように」

[ 2022年2月14日 19:48 ]

北京五輪第11日 ( 2022年2月14日 )

<北京五輪 羽生結弦会見>会見を終え深々と礼をする羽生結弦(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケート男子で4位だった羽生結弦(ANA)が、メインメディアセンターで会見を行った。

 メディア各社からの個別申請が多く、個別に対応することが困難なため設定された記者会見だった。

 94年ぶりの3連覇を狙った北京。大会前、羽生は「連覇を失うのが怖い」とも話していた。偉業には届かなかったものの、この日は「とても重かったし、とても重かったからこそ、自分が目指しているフィギュアスケートというものと、自分が目指している4Aというものを常に探求できたなって思っています」と話した。

 この日は14年ソチを制した日と同じ2月14日だった。「3連覇ということは消えてしまったし、その重圧からは解放されたかもしれないですけど、でも、ソチオリンピックが終わった時に言っていたことと同じで、僕はやっぱりオリンピック王者だし、2連覇した人間だし。それは誇りを持って、これからも2連覇した人間として、胸を張って後ろ指をさされないように、自分自身が、明日の自分が今日を見た時に胸を張っていられるように、これからも過ごしていきたいと思っている」と前を向いていた。

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