ロコ・ソラーレが4連勝 中国に8点差圧勝 藤沢「精神的にも楽にできたかなと思います」

[ 2022年2月14日 13:14 ]

北京五輪第11日 カーリング   日本10―2中国 ( 2022年2月14日    国家水泳センター )

<日本・中国>第5エンドを終え、藤沢とタッチを交わす吉田知(左から2人目)。左端は吉田夕=北京(共同)
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 10チーム総当たりの女子1次リーグで、18年平昌五輪銅メダルで世界ランキング7位の日本(ロコ・ソラーレ)は、5戦目で同9位の中国を10―2で下して4連勝。4勝1敗とした。次戦は、きょう14日の日本時間午後9時5分から韓国と対戦する。

 第3エンドに後攻で3点を取り、先攻の第4エンドに1点スチール。第5エンドでもスチールで3点を追加した。10―2と8点リードで終えた第8エンド。8点差を追いつけなかった時点で中国は「コンシード」を行った。日本は中国相手に圧勝。4連勝で通算4勝1敗とした。

 今日の試合について、吉田夕梨花は「今日は新たな気持ちで戦うものはアイスだけで、昨日しっかり頭と体と心をしっかり休めて、今日は本当にアイスだけに集中して乗れたのが良かったかなと思います」と振り返った。

 鈴木夕湖は「昨日は休みだったので、練習もできたので気になったところを修正できて、自分を信じて投げることができたので良かったです」と笑顔をみせた。

 前日にストーンの研磨が行われたことに、吉田知那美は「ストーンの研磨が行われたのは4年前の平昌オリンピックでも大会終盤に研磨が行われて、4年前の私たちはそこで大きな失敗をしてくれていたので、逆に私たちの4年前の失敗が今回の試合に生きたのかなと思ったので本当に無駄な経験なんて1つもないんだなと試合をしながら思っていました」とコメント。「きょうはアイスとの勝負になってくると思っていた。アイスとストーンをうまく理解できたかなと思う。研磨されて一番難しいのはラインコールもそう。きょうはより、さっちゃんと一緒にどのくらい曲がるのか、どこでコールするのか細かく確認した。スイーパー2人もヘルプしてくれて、きょうのラインコール、アイスリーディングはチームでやった手応えがある」と手応えを語った。

 藤沢五月は「リードからみんな良いショットを決めてくれて、自分たちの石を守るだけのショットが多くて、楽なショットを投げさせてもらっていたので今日は精神的にも楽にできたかなと思います」とコメント。

 次戦は、きょう14日の日本時間午後9時5分から韓国と対戦。「今日の試合は、今が中国で夜が韓国で『アジアの日だね~』っていう風に話していた。いまアジアのレベルが上がってきているので、良い試合になると思うんですけど、夜はまた違ったアイスになると思うので、アイスに集中してショットを決めることに集中したいなと思います。たくさんの方が見てくれると思う。それに見合ったいい試合をしたい」と意気込んだ。

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