男子団体、日本は5位も小林陵侑は個人1位の“隠れ金メダル” 北京五輪スキージャンプ男子団体

[ 2022年2月14日 22:21 ]

北京五輪第11日・ノルディックスキージャンプ男子団体 ( 2022年2月14日    国家スキージャンプセンター )

北京五輪のジャンプ男子団体、小林陵侑1回目のジャンプ(AP)
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 北京五輪のジャンプ男子団体が14日行われ、日本は佐藤幸椰(26=雪印メグミルク)、中村直幹(25=フライングラボラトリー)、小林潤志郎(30=雪印メグミルク)、そして個人でノーマルヒル金、ラージヒル銀の2つのメダルを獲得した小林陵侑(25=土屋ホーム)の4人で臨んだが、5位に終わった。金メダルはオーストリア、銀メダルはスロベニア、銅メダルはドイツだった。

 エース小林陵は個人ノーマルヒル(NH)で金、ラージヒル(LH)で銀の2個のメダルを獲得し、2度目の五輪を終えた。

 98年長野大会の船木和喜と並ぶ、1大会最多の3つめのメダルを逃した小林陵だが、1回目に134メートルを飛んで126点。2回目も不利な追い風の中で132・5メートルと距離を伸ばして132・6点をマーク。計258・6点は2回目に進んだ8カ国の全選手中1位で、個人としては“隠れ金メダル”を獲得した。

 競技を終えた小林陵は「メダルには届かなかったが、この大会で学ぶことは多いと思う。ここからどうしていくか、今後も楽しみ。4年後、楽しみにしています」と話し、26年ミラノ・コルティナダンペッツォ大会へさらなる進化を誓った。

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