平昌はメダルあと一歩 岩渕麗楽 悲願メダルへ「いい感覚つかめた」北京五輪スノーボードBA

[ 2022年2月14日 13:19 ]

北京五輪第11日 ( 2022年2月14日    首鋼ビッグエア競技場 )

予選1回目、クリーンな着地で得点を伸ばした岩渕麗楽(ロイター)

 18年平昌(ピョンチャン)大会で同種目4位の岩渕麗楽(20=バートン)は、158・50点(83・00+75・50)の3位で予選を通過し、あす15日の決勝進出を決めた。3回目は転倒したが、1回目にバックサイド1080をクリーンに決めて83・00点。2回目にはダブルアンダーフリップで75・50点をマークし、「最初の2本でしっかり決められて、3本目は決勝の練習をしてうまくいかなかったけど、いい感覚をつかめた」と手応えを口にした。

 大会前半に行われたスロープスタイル(SS)は日本勢最高の5位入賞。それでも「ジブ(障害物)に対して苦手意識があったので、そこを克服できずにいい点数につながらなかった。今回は練習で自信を付けることをメインにやって、自分の中でいいイメージが整ってからスタートできたのが良かった」と明るい表情で話した。

 SSは北京から北西に約180キロ離れた河北省張家口の会場で行われたが、ビッグエアは北京西部にある首鋼ビッグエア競技場で行われている。この日の予選には招待された観客が多数訪れ、会場内にはアップテンポの音楽が響き渡った。岩渕も気持ちが上がったようで、「コロナ禍でなかなか大会みたいな雰囲気を味わえないと思ったが、着地したらしっかり歓声が聞こえたりとか、久しぶりに大会の雰囲気を感じられてうれしい」と話した。

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